10月17日(土)に号砲を迎える第103回箱根駅伝予選会。立川を舞台とし、学生長距離界における最高の舞台を目指した戦いが幕を開ける。
この記事では、箱根駅伝予選会2026のエントリーから順位予想を実施。本戦出場濃厚な大学からボーダーラインの大学、サプライズ枠まで紹介したい。
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箱根駅伝予選会2026 順位予想
1位予想 東海大学
すっかり予選会常連になってしまったかつての箱根覇者。だが、今年は立川で良い結果が聞けそうだ。
春のトラックシーズンは中野純平、南坂柚汰の主軸2人が躍動。特に中野は関東インカレ男子1部ハーフマラソン3位と、積極的なレースで見せ場を作った。監督交代を経て臨む変革の年。私は中野が予選会日本人トップの座を獲得すると思っている。
2位予想 山梨学院大学
なんといっても関東インカレハーフマラソン4連覇のブライアン・キピエゴという大砲がいる山梨学院大学。昨年の予選会は先日の出雲駅伝で空前絶後の区間新記録を叩き出したシャドラック・キップケメイに競り勝った実績の持ち主だ。個人1位の座は堅いだろう。
日本人選手も阿部や占部など粒揃い。予選通過はまず間違いなさそうだ。
3位予想 大東文化大学
上尾ハーフを制した経験を持つ棟方一楽がチームの中心。それ以外にも10000mやハーフで好タイムを誇るランナーが多く、選手層の厚さを考えると上位通過の可能性は高い。
4位予想 東京国際大学
こちらは山梨学院大学同様、留学生の大砲が控える。ラストイヤーを迎えるリチャード・エティーリは1・2年時のインパクトからすればもっと上を期待したくなるが、やはりタイムを稼げる存在は大きい。日本人ランナーでは小柴裕士郎もフリーランで日本人上位を狙える存在。
5位予想 中央学院大学
昨年は直前で集団走をしない選択をとった中央学院大学。この作戦が功を奏しトップ通過をはたした。吉田、近田と近年の同大学を支えたエースの卒業は痛いが、28分台ランナーを揃えている点は心強い。
6位予想 神奈川大学
28分台ランナーを揃えているといえば、神奈川大学も同じ。かつての鈴木健吾のような大エースこそいないが、100番目以内の通過が見込めるランナーを複数人抱える強みは何物にも代えがたい。
7位予想 専修大学
強力な留学生2人、ダンカンマイナとガユサミュエルはどちらが出場しても上位争いが見込める。そこにハーフの持ちタイムが1時間1分台の日本人2人、上山詩樹、丹柊太郎がいる布陣は強い。ここまでの7大学は本戦出場濃厚だ。
8位予想 東洋大学
久々の予選会となる東洋大学はこの位置。柏原竜二、設楽兄弟、服部兄弟、相澤晃と続いたスターの系譜が途切れつつあるのは寂しい思いだが、さすがに本戦出場を逃すことはないだろう。
ただ、駒澤大学が予選会に回った時のような圧勝どころかトップ通過も厳しいという印象。トラックやハーフの持ちタイムで稼げる選手は松井海斗ぐらい。「予選会慣れ」している他大学が戦略を知り尽くすなか、立川の経験値に劣る点はどうしても気になってしまう。
9位予想 法政大学
昨年は17秒差で涙をのんだ法政大学。悔しさにまみれた1年を経て、オレンジのユニフォームが箱根路に帰ってくると予想する。
その昨年を振り返ると、集団走の設定タイムに若干の誤算が生じた感あり。選手が走れなかったわけではなく、他が速すぎて「余力残し」のまま終わってしまった、もったいないレースだった。二度同じ轍は踏まないと思うが、春シーズンでさほど目立った活躍もなくこの位置とした。
10位予想 東京農業大学
4年生となった前田和摩が最後の予選会、そして箱根駅伝への道を掴みたいところ。万全のコンディションでさえ走れれば留学生に交じってトップ通過すら狙える逸材だ。同学年の栗本も10000m28分台と着実に力をつけている。
この一戦を通過点にする大学、個人記録を狙わせる大学、ボーダーラインの戦いとなる大学……それぞれ立ち位置がそれぞれのドラマを呼ぶ箱根駅伝予選会。第103回箱根駅伝の切符獲得に向けた戦いはもうすぐだ。

