ペルー・リマを舞台に行われるU20世界陸上2024。
陸上界を担う精鋭が世界トップクラスのスピードを肌で感じるこの大会に、未来の箱根スターなどが参戦をはたす。
この記事では、U20世界陸上2024を戦う落合晃・久保凛ら日本代表選手、大学への進路も注目される濵口大和、佐々木哲らがエントリーする組を中心にお伝えする。
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■U20世界選手権陸上2024 日本代表出場選手
■女子800m準決勝 8月30日 日本時間5:58~
久保 凛 (2年・東大阪大敬愛)
6月の日本選手権優勝、日本新記録更新とその勢いがとどまることを知らない久保凛。世界を相手にしても積極果敢なスタイルは変わらず、日本時間28日に行われた予選は貫禄のトップ通過。持ちタイムも抜けており、決勝進出はほぼ間違いなさそうだ。
なお、決勝に進んだ際の日程は以下の通り。
・女子800m決勝 8月31日 6:50~
※追記
メダルがかかった決勝は6位。日本選手権、記録会、本戦の予選との連戦でさすがに疲労がピークに達したか。優勝はサラ・モラー(ケニア)で2分00秒36。
■男子800m準決勝 8月30日 6:20~
吉澤 登吾 (3年・桐朋)
落合 晃 (3年・滋賀学園)
こちらは日本高校新記録・U20日本新記録を打ち立てた落合晃が出陣。卒業後の進路も注目されるが、仮に関東の大学進学で三大駅伝を視野に入れるとなると夢は広がる。吉澤登吾ともども、決勝進出に期待したい。
なお、決勝に進んだ際の日程は以下の通り。
・男子800m決勝 8月31日 6:35~
※追記
決勝で落合晃は3位に入り男子800mでは日本人初となる銅メダル獲得!
かなりタイトなレースで直線の位置取りも決して良くないなか、最後にグイッとひと伸び。連戦の疲労、タフな展開を乗り越えたメダルの価値は相当高い。優勝はゲネラル・ベルハル・アヤンサ(エチオピア)で、1分46秒86。
■男子3000m決勝 8月30日 8:17~
濵口 大和(3年・佐久長聖)
佐々木 哲(3年・佐久長聖)
男子3000m決勝には佐久長聖コンビがエントリー。5000mでは世界の壁に跳ね返される結果に終わったが、この距離での巻き返しを狙う。今シーズンは連戦に次ぐ連戦といった印象で先々を考えた際の消耗度は不安も、積み重ねた経験は必ず糧となるはずだ。
※追記
濵口は8分24秒60で9位、佐々木はDSN
■男子3000m障害決勝 9月1日 7:15~
永原 颯磨(1年・順天堂大)
佐々木 哲(3年・佐久長聖)
佐々木は「サンショー」にもエントリー。高校の先輩にあたる永原颯磨と並んで決勝進出を決めた。永原はトラックシーズンこそ目立った活躍がなかったものの、強い順天堂大学復活のキーマン。強い相手に揉まれて覚醒をはたしたいところだ。
■U20世界選手権陸上2024 ライブ配信中継
・U-NEXTでナイトセッションをLIVE配信
・TBS 地上波放送 9月12日(木)深夜2時16分~※関東ローカル