【パリ五輪 陸上競技日程】田中希実・前田穂南らがメダル獲得へ!日本時間・テレビ放送・スケジュール

パリ五輪

日に日に開幕へのボルテージが増すパリ五輪2024。

大学駅伝ファンとしても気になる一大イベントでもあり、女子は都道府県対抗駅伝やクイーンズ駅伝で活躍したランナーも登場する。世界に挑むその姿は必見だ。

そこで今回は、パリ五輪の女子中長距離種目の競技日程のスケジュールと展望をお伝えする。

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パリ五輪 中長距離の陸上競技日程

女子5000m(田中希実・山本有真・樺沢和佳奈)日本時間8月3日 1:10~

田中  希実(New Balance)14’29″18
山本  有真(積水化学)15’16″71
樺沢 和佳奈(三井住友海上)15’18″76

今大会は2種目に出場をはたす田中希実。その初陣となるのが5000mだ。

この距離では昨年、短期間で2度の日本新記録を更新。特にDLブリュッセル2023、ダイヤモンドリーグの走りは見ているものの心を揺さぶる“魂の走り”。世界のバケモノたちを相手にあの走りは本当にすごい……驚きと感動が同時に押し寄せた。

山本有真、樺沢和佳奈はともにオリンピック初出場。ホクレンディスタンスでの仕上がりは順調に思えたし、世界のトップランナー相手に食らいつく粘りの走りに期待したい。

なお、決勝は8月6日、日本時間4:10スタート予定だ。

女子1500m(田中希実・後藤夢)日本時間8月6日 17:05~

田中 希実(New Balance)3’59″19
後藤  夢(ユニクロ)4’09″41

田中希実の2種目となる1500m。ラスト1周で61秒台をマークする切れ味は“名刀デュランダル”のようだ。スローの展開なら入賞・目メダルも視界に入ってくる。

後藤夢は、ホクレンディスタンス・士別大会で最終調整完了。状態は申し分なく、パリの舞台で自己ベスト更新を実現したいところだ。

なお、準決勝は8月9日、日本時間2:35スタート予定。決勝は8月11日、日本時間3:25スタート予定。

女子10000m(五島莉乃・小海遥・高島由香)日本時間8月10日 3:55~

五島 莉乃(資生堂)30’53″31
小海  遥(第一生命グループ)30’57″67
高島 由香(資生堂)30’57″26

今年5月のダイヤモンドリーグで、B.チェベト(ケニア)が女子史上初となる10000m28分台に突入。この種目の世界水準ははっきり言って異次元だ。夏の暑さで落ちてくる選手を拾いつつ、順位を上げていきたい。

女子マラソン(鈴木優花・一山麻緒・前田穂南)日本時間8月11日 15:00~

鈴木 優花(第一生命グループ)2:06:33
一山 麻緒(資生堂)2:20:29
前田 穂南(天満屋)2:18:59

土砂降りのなか行われたマラソングランドチャンピオンシップ(MCG)2023。有力選手が次々に脱落していくサバイバルレースで鈴木優花の真価が発揮された。2大会連続で代表権の切符を掴んだ一山麻緒の経験値も世界で戦ううえで大きな武器となる。

そして前田穂南。日本新記録の打ち立てた大阪マラソンでパリへの夢をこじあけた走りは圧巻だった。

気象条件・コースも厳しい想定の今回。単純な持ち時計で決まらない可能性を考えたとき、野口みずき以来のメダル奪取の未来図を描きたくなる。

※その他競技については日本陸連公式ページのタイムテーブルをご参照ください。

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