第101回箱根駅伝を前にした最後の実戦と言える第318回日本体育大学長距離記録会2024。10000mが行われた2日目は駒澤大学の1年生・桑田駿介が今季1年生2位の快走で箱根駅伝エントリー候補に名乗りを上げた。
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第318回日本体育大学長距離記録会2024 結果リザルト
駒澤大学の1年生・桑田駿介が今季1年生2位の快走
日体大記録会
男子10000m15組大学生
桑田駿介(駒澤大1)28:12.05
中村光稀(京都産業大4)28:13.81 ※関西学生新!
小嶋郁依斗(京都産業大4)28:15.55 ※関西学生新!
山崎丞(日体大)28:19.33
石丸惇那(創価大3)28:21.48
新井友裕(専修大3)28:26.96— muroya01 (@moroya0117_1982) December 1, 2024
例年、箱根駅伝を目指すランナーの最終便として使われるケースが多い12月の日体大記録会。ひと際存在感を放ったのは桑田駿介(1年・駒澤大)だ。10000mで28分12秒05と自己ベストを大幅に更新。出雲駅伝、全日本大学駅伝で起用されたようにすでに主力の風格を漂わせる1年生がついにポテンシャルを爆発させた。
小椋裕介(ヤクルト)や山本唯翔(SUBARU)といった社会人の実力者も顔を揃えた組にあって、1位でフィニッシュ。PB更新はもちろんのこと、実戦で勝ち切ったことは全日本大学駅伝の失敗を払しょくするのに十分すぎる結果だ。一流ランナーは失敗を糧にして、2度と同じ失敗を繰り返さないもの。事もなげにそれをやってのけた桑田は相当強い。
箱根駅伝2025を見据えたとき、桑田には出雲駅伝と同じくスターターとして1区を任される可能性が高いと私は思っている。2~4区に強力なラインナップを抱える青山学院大学、國學院大学は1区をつなぎ区間として捉えるはず。桑田はその間隙を縫って、一気呵成の先行逃げ切りを狙うジョーカーとなりうる存在だ。
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