【陸上日本選手権2025】男子5000m決勝予想&展望!塩尻和也、森凪也、鈴木芽吹が優勝候補

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東京・国立競技場で開催中の第109回日本陸上競技選手権大会

「東京2025世界陸上競技選手権大会 日本代表選手選考競技会」として行われる一大イベントだが、4日金曜日に男子5000mの予選3組が行われ、計18人が決勝進出をはたした。

この記事では、第109回日本陸上競技選手権大会の男子5000m・決勝の行方を予想・展望する。

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■第109回日本陸上競技選手権大会 男子5000m決勝予想・展望

■6日(日)18:05~

ナンバー 選手名(所属) 予選タイム
164 荻久保 寛也(ひらまつ病院) 13:37:43
28 森 凪也(Honda) 13:38:34
466 篠原 倖太朗(富士通) 13:39:16
92 森山 真伍(YKK) 13:39:70
340 鈴木 琉胤(1年・早稲田大) 13:39:71
383 岡田 開成(2年・中央大) 13:39:91
36 米井 翔也(JR東日本) 13:39:99
465 塩尻 和也(富士通) 13:40:06
330 小池 莉希(3年・創価大) 13:40:21
282 西川 雄一朗(住友電工) 13:41:07
279 遠藤 日向(住友電工) 13:41:99
280 砂岡 拓磨(住友電工) 13:42:36
468 塩澤 稀夕(富士通) 13:分53:82
20 鶴川 正也(GMOインターネットグループ) 13:55:02
144 鈴木 芽吹(トヨタ自動車) 13:55:15
195 井川 龍人(旭化成)  13:55:38
281 田村 和希(住友電工) 13:55:44
30 中野 翔太(Honda)  13:56:74

錚々たる顔ぶれが並ぶ。田澤廉や黒田朝日、吉居大和といった箱根路を沸かせたランナーが予選落ちを喫したことから、7月の暑さにピークを合わせる難しさがうかがい知れる。

なお、決勝進出者を出身大学別でみると……。

1位 中央大学(3人)
2位 青山学院大学(2人)
2位 駒澤大学(2人)
2位 早稲田大学(2人)
2位 城西大学(2人)
2位 東海大学(2人)

昨今の大学駅伝の勢力図そのままの結果に。箱根から世界へのスローガンは健在。

■決勝展望&予想

東京世界陸上2025の参加標準記録は13分1秒0。現実的に考えてこれを上回るのは難しく、日曜は暑さとの戦いも待ち受ける。勝負に徹するか、玉砕覚悟で記録を狙うか……もちろん見たいのは後者だ。

<優勝候補3名>
・森 凪也
・鈴木 芽吹
・塩尻 和也

まずは森凪也。韓国のクミで行われた5月のアジア選手権・男子5000mで銅メダルを獲得。この種目においてアジアの枠でも戦えることを証明した。最大の武器はラストスパート。直線で横並びの展開なら優勝はグッと近づく。

鈴木芽吹はそのアジア選手権で男子10000mの銀メダリスト。昨シーズンから充実ぶりが目覚ましく、5000~10000mの距離では太田智樹に肩を並べるレベルのランナーだ。予選でタフなレースを強いられたことによる疲労がやや心配ではあるが……。

一方で、余力残しで決勝進出を決めたのは塩尻和也。ゴール前で岡田開成に差を詰められたときは本能で前に出るかと思ったが、まったく意に介さなかった。5月のゴールデンゲームズinのべおかでは日本歴代8位の13分13秒59をマーク。状態は万全だ。

■第109回日本陸上競技選手権大会 男子5000m速報・結果リザルト

※レース終了後に追記します。

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