「Summer Night Run Festival in CHUO(中央大学記録会)」が行われた7月26日。
今年は青山学院大学のエース級も顔を揃え、中央大学を舞台に記録会が実施。暑さと湿度でかなり厳しい気象コンディションだったが、そんななかでもトラックシーズンを牽引した中央大学勢の強さが際立った。
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中央大学記録会2024 結果リザルト
トラックシーズンは中央大学勢の独壇場
【Summer Night Run Festival in CHUO結果】
3000m走破タイムTOP5 ※現役学生を対象
1⃣岡田 開成(1年・中央大) 7'55"41
2⃣本間 颯(2年・中央大) 7'58"64
3⃣黒田 朝日(3年・青山学院大) 8'02"83
4⃣佐藤 蓮(2年・中央大) 8'03"36
5⃣小河原 陽琉(1年・青山学院大) 8'05"81中大勢2人が7分台達成!
— キテタボーイズ@駅伝なう (@ekiden_now) July 26, 2024
中央大学にとってトラックシーズンの実質締めくくりとなったこの一戦。関東インカレ、ホクレンディスタンスから続く良い流れは最後まで途切れることがなかった。
その主役は岡田開成。ホクレンディスタンスから連戦のタフなスケジュールをものともせず、3000mで7分55秒41で全体トップを獲得。U20歴代4位の記録を酷暑の7月下旬に叩き出した価値は極めて高い。
本間颯もホクレンディスタンスの好調そのままに7分台。スピード適性が高く、全日本大学駅伝での前半区間の起用が視野に入る。同じ2年生では佐藤蓮も好タイムと、同世代の活躍が良い相乗効果を生んでいるようだ。今シーズンの中大は本当に楽しみすぎる。
青山学院大学勢は参考外?
記録会に重きを置いていない青山学院大学。この結果を鵜呑みにする必要はないし、ひと足早く駅伝シーズンへの足作りに入った状況を見るより参考程度にとどめておきたい。
ただ、3年生にしてチームの大黒柱を担う黒田朝日はさすがの安定感。トラックシーズンは10000m27分台、日本選手権出場など箱根駅伝後も出ずっぱりだったが、大きな故障もなく完走したのは素晴らしいの一言だ。
折田壮太をはじめ、黄金世代の呼び声も高い1年生世代からは小河原陽琉が上位進出。スピード練習をほとんどしないという青学メソッドにあって、3000mで好タイムを叩き出したのは本人のポテンシャルあってこそだろう。強い相手との戦いを経て潜在能力を爆発させる“本番覚醒型”だとすれば、岸本大紀のような三大駅伝での大胆な起用も考えられる。
全出場選手の結果は以下の通り。
【長距離ブロック】
〈Summer Night Run Festival in CHUO〉
正式結果
応援ありがとうございました🏃♂️#中大駅伝 #中央大学#新紅の挑戦 #中大記録会 pic.twitter.com/C244ttmNCG— 中央大学陸上競技部 (@chuo_tf) July 26, 2024