【関東学生網走夏季記録挑戦競技会2024 結果リザルト】國學院大学勢強し!一方で駒澤大学は暗雲が…

記録会

大東文化大学に驚異の1年生登場

今回の記録会で収穫が多かったのは大東文化大学。留学生のエヴァンス・キプロップは28分台前半で不調から抜け出せないピーター・ワンジルの代役が務まるメドが立ち、棟方、大谷、西代と順当にPB更新。学年が上がるにつれて成績上昇という学生スポーツのあるべき姿を見せているんですよね。

ビックリしたのは1年生の中澤真大。5000m14分02秒台の実力者が挑んだ10000m、まさか28分37秒台とは……これって現1年生でも上位にランクする時計ですよ。「大濱世代」を下剋上する存在になるかもしれません。

神奈川大学が古豪復活の足掛かり

個人的にサプライズだったのが神奈川大学。正直箱根駅伝出場もボーダーラインかな、と見ていましたが今回の結果を見ると認識違いを認めざるを得ません。神奈川大学は現在進行形で強くなっている。

今回の記録会は4人が28分台突入。誰が集団走でけん引しても問題レベルまで上がりました。さらにエースの宮本は28分33秒。秋の記録会でもう一段階レベルアップすれば大学時代の鈴木健吾級になる可能性が見えてきます。

ロードの駅伝ももちろんですが、大学陸上を追いかける意味は記録会で成長する姿を目の当たりにすることにあると思います。ホクレンディスタンスも来週で終了。展望しつつ、そこから各大学の戦力分析にとりかかりますのでお楽しみに!

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