刻一刻と号砲の時が迫る第36回出雲駅伝。各大学のエントリーも確定し、数時間後には2024年シーズンの三大駅伝覇者が決まる。
この記事では、出雲駅伝2024をリアルタイムで速報。連覇を狙う駒澤大学、三冠を目標に掲げる青山学院大学、5年ぶりの出雲駅伝制覇を目指す國學院大学など有力校を中心に区間エントリーと通過順位をお伝えする。
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出雲駅伝2024 リアルタイム速報
各大学の確定オーダー
#出雲駅伝 きょう午後1時~生中継‼️
確定オーダー✨ pic.twitter.com/ATS19Jc6c6
— フジテレビ陸上 (@fujitvrikujo) October 14, 2024
盤石に布陣を敷く大学と、予期せぬアクシンデントに見舞われた大学の明暗が分かれた印象。全日本大学駅伝→箱根駅伝へとつながる新戦力発掘にも注目の一戦だ。
レース展望・優勝候補・注目大学
スターターの1区には日本選手権で5000m13分10秒台の鶴川正也(青山学院大学)、学生ハーフ2024王者の青木瑠郁(國學院大学)、スーパールーキーの呼び声も高い桑田駿介(駒澤大学)と有力大学にエース級がずらり。熾烈な争いが予想され、ここで一気に振り落としがはじまりそうだ。
太田蒼生をはじめベストメンバーを揃えた青学、こちらもオーダーに隙のない國學院大学が優勝候補。ダークホース的立場だった創価大学は小池莉希やスティーブンムチーニの主力が欠場と苦しい台所事情となってしまった。前年覇者の駒澤大学も佐藤圭汰不在の穴は大きく、実質的に青学と國學院の一騎打ちか。
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<1区 8.0km>
出雲大社を背にスタート!!!沿道には溢れんばかりの観客と大歓声。気温は28.4℃。
1キロ通過3分4秒、アイビーリーグ選抜のキーラン・トゥンティベイトが飛び出し駒澤大学の桑田駿介、法政大学の武田和馬がついていく形に。青山学院大学の鶴川正也、國學院大学の青木瑠郁は中団、早稲田大学の山口智規は中団。
1~2キロの通過は3分8秒。キーラン・トゥンティベイトは一度下がってスローで一団の集団に。岡山大学の石鍋颯一が引っ張る。
3キロ過ぎで再びアイビーリーグ選抜のキーラン・トゥンティベイトが先頭へ。
5キロ通過タイムは15分5~6秒台と依然としてスロー。優勝候補の大学も大集団のなか。
6キロ過ぎ、再びアイビーリーグ選抜のキーラン・トゥンティベイトが先頭へ。2番手に國學院大学の青木瑠郁、3番手に青山学院大学の鶴川正也、駒澤大学の桑田駿介と続く。
残り800m、青木と鶴川、キーラン・トゥンティベイトの区間賞争いに。
残り400m、鶴川が抜け出す。
区間賞は青山学院大学の鶴川正也!!!8秒差でアイビーリーグ選抜、國學院大学、15秒差で駒澤大学、16秒差で東洋大学と続いた。
<2区 5.8km>
青山学院大学の2区は野村昭夢。快調に先頭をキープ。
2キロ過ぎで創価大学の吉田響が10位→2位までジャンプアップ。國學院大学の山本歩夢を置き去りにし青山学院大学を追う。
帝京大学の尾崎仁哉が國學院大學を交わし4位に浮上。
4キロ付近で創価大学の吉田響が26秒差をひっくり返し1位浮上!!!2位アイビーリーグ選抜、3位青山学院大学、4位大東文化大学、5位帝京大学、6位國學院大学と続く。
創価大学の吉田響が1位で襷リレー!14秒差でアイビーリーグ選抜、20秒差で青山学院大学、22秒差で大東文化大学、23秒差で國學院大学、27秒差で駒澤大学。区間賞は吉田響が獲得。区間2位に30秒以上をつける圧巻の走り。
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<3区 8.5km>
創価大学の2区は当日変更の1年生・山口翔輝。快調に先頭をキープ。後方では大東文化大学のエヴァンス・キプロップが2位浮上。青山学院大学の黒田朝日も追撃。
さらに後方では城西大学のヴィクター・キムタイが猛チャージ。早稲田大学、東洋大学を交わし10位浮上。
青山学院大学の黒田朝日、大東文化大学のE.キプロップ、國學院大学の辻原輝、駒澤大学の山川拓馬らが集団で首位との差をぐんぐん詰める。
創価大学を交わし、青山学院大学の黒田朝日が先頭へ。駒澤大学の山川拓馬、國學院大学の辻原輝が続き、創価大学の山口も食らいつくが、上り坂で離されてしまう。
6キロすぎ、駒澤大学の山川拓馬、青山学院大学の黒田朝日が抜け出す。ヴィクター・キムタイは区間新ペースで6人抜き。
残り600m、駒澤大学の山川拓馬、青山学院大学の黒田朝日によるデッドヒート。
青山学院大学の黒田朝日が1位で襷リレー!4秒差で駒澤大学、20秒差で國學院大学、42秒差で創価大学、50秒差で城西大学。区間賞はヴィクター・キムタイが獲得、区間新記録まであと6秒の好タイム。
<4区 6.2km>
先頭争いは青山学院大学の宇田川瞬矢と駒澤大学の伊藤蒼唯で変わらず。3位國學院大学の野中恒亨、4位5位を創価大学の吉田凌、城西大学の平林樹が競う。
4キロ付近で駒澤大学の伊藤蒼唯が1位浮上!!!青山学院大学との差を少しずつ広げる。
駒澤大学の伊藤蒼唯が1位で襷リレー!5秒差で青山学院大学、9秒差で國學院大学、45秒差で創価大学、51秒差でアイビーリーグ選抜。区間賞は野中恒亨が獲得。
<5区 6.4km>
青山学院大学の若林宏樹があっという間に先頭奪取!駒澤大学の島子公佑、國學院大学の上原琉翔と続く。
3キロ過ぎ、上位3校の順位は変わらず。上原がジワジワと差を詰める。
残り1キロで國學院大学の上原琉翔が首位浮上!!!島子が続き、若林は離される。
國學院大学の上原琉翔が1位でアンカーへ襷リレー!4秒差で駒澤大学、24秒差で青山学院大学、1分9秒差で創価大学、1分25秒差で城西大学が続く。区間賞は上原琉翔が獲得。
<6区 10.2km>
1キロすぎで駒澤大学の篠原倖太朗が國學院大学の平林清澄に追いつく。
依然として続く2チームの並走。3位青山学院大学の太田蒼生はやや離された。
4キロすぎで平林が仕掛ける。篠原との差は5メートルほど。
6キロを過ぎて平林が完全に篠原との差を10秒ほど広げ独走態勢へ。
8キロ付近で1位と2位との差は約20秒。
國學院大学が5年ぶりの出雲駅伝優勝!!!平林はガッツポーズでチームメイトと抱き合う。2位に40秒差で駒澤大学、3位に1分差で青山学院大学、4位に2分23秒差で創価大学。
【第36回出雲駅伝】
6区 #平林清澄(4年)が1位でゴールしました!!
5年ぶり2度目の優勝!!🏆#國學院大學#adidas#アサガミ#歴史を変える挑戦ep3#出雲駅伝 pic.twitter.com/7fMlSNPBOJ— 國學院大學 陸上競技部 (@kokudai_ekiden) October 14, 2024
<出雲駅伝2024結果リザルト>
1位 國學院大学
2位 駒澤大学
3位 青山学院大学
4位 創価大学
5位 アイビーリーグ選抜
6位 早稲田大学
7位 城西大学
8位 帝京大学
9位 法政大学
10位 大東文化大学
11位 東洋大学
12位 京都産業大学
13位 北信越学連選抜
14位 北海道学連選抜
15位 名古屋大学
16位 関西大学
17位 岡山大学
18位 鹿屋体育大学
19位 広島大学
20位 広島経済大学
21位 東北学連選抜大学