残暑厳しい神奈川・川崎市等々力陸上競技場を舞台に行われる第93回日本インカレ陸上。
夏合宿明けのランナーたちには厳しい条件と言えるが、あえてそのコンディションに身を投じることで三大駅伝への弾みになることだろう。
この記事では、日本インカレ陸上2024の男子5000mと10000mに出場予定の主なランナーを中心にお伝えする。
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■日本インカレ陸上2024 男子5000m・10000m
■男子10000m 9月19日(木) 19:35~
シャドラック・キップケメイ (2年・日本大) 27:20:05
スティーブン・レマイヤン(2年・駿河台大) 27:56:49
ネルソン・マンデランビティ (3年・桜美林大) 28:01:88
ラファエル・ロンギサ (2年・拓殖大) 28:06:70
小嶋 郁依斗 (4年・京都産業大) 28:28:40
金子 佑太朗(4年・筑波大) 28:29:16
藤ノ木 丈 (4年・創価大) 28:31:13
網本 佳悟 (3年・東洋大) 28:31.26
ビニアム・テスファイゼラツィオン (2年・武蔵野学院大) 28:35:54
海老澤 憲伸 (4年・順天堂大) 28:37:32
梶谷 優斗 (4年・東海大) 28:37:95
岸本 遼太郎 (3年・東洋大) 28:37:95
安藤 風羽 (4年・日本大) 28:44:65
冨田 悠晟 (3年・日本大) 28:44:98
水野 龍志(4年・東海大) 28:48:28
この組はシャドラック・キップケメイ (2年・日本大) の持ちタイム27分20秒05がズバ抜けている。優勝争いは彼を中心とした留学生とみて間違いないだろう。
日本人トップに目線を移すと、関東の大学勢を差し置いて小嶋郁依斗(4年・京都産業大) が日本人最速の持ちタイム。開催時期の都合上、有力どころがほとんど出てこない事情を差し引いても立派だ。箱根駅伝経験組では10区区間賞の岸本 遼太郎(3年・東洋大)、3区4位の安藤 風羽 (4年・日本大) がこれに迫る。
■男子5000m 9月21日(土) 19:35~
リチャード・エティーリ (2年・東京国際大) 13:00:17
アモス・ベット(2年・東京国際大) 13:16:85
伊藤 大志 (4年・早稲田大) 13:28:67
スティーブン・ムチーニ (2年・創価大) 13:28:97
吉岡 大翔 (2年・順天堂大) 13:36:85
金子 佑太朗(4年・筑波大) 13:45:43
永本 脩 (2年・東海大) 13:49:58
西村 真周 (3年・東洋大) 13:50:46
中村 光稀 (4年・京都産業大) 13:51:50
齊藤 大空 (2年・創価大) 13:51:82
大森 駿斗 (4年・立命館大) 13:52:50
秋吉 拓真(3年・東京大) 13:53:28
木村 有希 (4年・慶應義塾) 13:54:42
青木 丈侑(1年・城西大) 13:54:90
草刈 恭弓 (3年・東海大) 13:55:29
藤田 大智 (2年・中央大) 13:55:44
吉岡 斗真 (1年・日本体育大) 13:56:99
昨シーズンに鮮烈なデビューを飾ったリチャード・エティーリ (2年・東京国際大)が出陣。12分台に突入しようかという圧巻の持ちタイムを誇っており、額面通りなら優勝は堅い。同じ留学生では同校のアモス・ベット(2年・東京国際大)、創価大学の主砲スティーブン・ムチーニ (2年・創価大) が表彰台を争うライバルとなりそうだ。
日本人ランナーで注目は吉岡 大翔(2年・順天堂大)。昨年も日本インカレに参戦したが、当時は1学年上の溜池一太(中央大2年)とのデッドヒートに競り勝ち日本人トップでゴールした。澤木啓祐氏による“パワハラ指導疑惑”に揺れるチームの流れを変える快走に期待がかかる。
■日本インカレ陸上2024 放送ライブ配信中継
「あすリートチャンネル」にて中継。
1日目(9月19日)
3日目(9月21日)