【ホクレンディスタンス2024 千歳大会】駒澤・篠原倖太朗vs中央・溜池一太!スタート・エントリーリスト・ライブ配信情報

記録会

7月20日(土)に開催される、ホクレンディスタンス2024千歳大会。

いよいよフィナーレを迎える今年のホクレンディスタンス・チャレンジ。過去のオリンピック出場選手やパリ五輪を見据えて臨むランナーなど日本陸上界のオールスターといっても過言ではないメンバーが集結する。

ここでは、エントリー済みの主な学生ランナーを中心に紹介していきたい。

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ホクレンディスタンスチャレンジ(ホクレンDC)はパリ五輪直前の調整レースとして臨む選手、東京世界選手権2025をはじめとした国内で行われる大きな国際大会を目標にした選手、学生三大駅伝を目指す大学生ランナーらが強化の場とするレースです。

ホクレンディスタンス2024 千歳大会スタート・エントリーリスト

■男子 5000mF 14:40

七枝 直(1年・中央大) 13:52.18
冨永 昌輝(4年・東京国際大) 13:57.50
菅野 裕二郎(3年・東京国際大) 13:51.18
小柴 裕士郎(1年・東京国際大) 14:01.72
西代 雄豪(4年・大東文化大) 14:01.94
西川 千青(4年・大東文化大) 13:54.31

高校時代から実績十分の七枝直。大学入学後は同学年の岡田開成に先を越された感はあるものの、ここは順当に13分40秒台をクリアすべきレースだろう。

4年生世代+リチャード・エティーリが強力な東京国際大は1年生の小柴裕士郎が13分台に王手。ホクレンディスタンスで好調の大東文化大学勢も上位進出は堅いか。

■男子 5000mE 15:00

鈴木 耕太郎(2年・中央大) 13:53.43
分須 尊紀(4年・日本体育大) 13:53.44
平島 龍斗(3年・日本体育大) 13:53.85
三潟 憲人(4年・國學院大) 13:54.06
五十嵐 喬信(4年・東海大) 13:54.53
草刈 恭弓(3年・東海大) 13:55.29
間瀬田 純平(3年・早稲大) 13:55.61
木村 海斗(4年・東京国際大) 13:56.86
田中 登馬(3年・國學院大) 13:57.14

予選会から箱根駅伝出場を狙う大学のランナーが多数登場。兵藤・花岡のダブルエースを擁する東海大は中間層の押し上げが課題で、五十嵐喬信、草刈恭弓の上級生にはPB更新を期待したい。

青山学院大に続く巨大戦力の表現が盛りすぎではない國學院大はこのあたりがレギュラーメンバーのボーダー。こちらもPB更新はマストだ。

■男子 5000mD 16:10

野中 恒亨(2年・國學院大) 13:49.18
織橋 巧(2年・創価大) 13:49.30
柴田 大地(2年・中央大) 13:49.39
佐藤 榛紀(4年・東京国際大) 13:49.97
吉田 凌(4年・創価大) 13:51.66
齊藤 大空(2年・創価大) 13:51.82
浦田 優斗(4年・中央大) 13:52.77

前田和摩、小池莉希をはじめ逸材が揃う現2年生世代。そのトップグループに割って入る力を秘めた4人がここではエントリーをはたす。

野中恒亨はすでに主力級が多く名を連ねる國學院大の2年生。10000mは28分17秒98、このまま無事に夏合宿を乗り切れば往路主要区間の起用も現実味を帯びる。3000m障害で社会人相手に互角のレースを繰り広げた柴田大地、創価大学の2年生コンビ・織橋巧と齊藤大空もスピードタイプで出雲・全日本大学駅伝が視野に入る。

なお、このレースのペースメーカーは檜垣蒼(1年・東海大)が務める予定。

■男子 5000mC 17:05

辻原 輝(2年・國學院大) 13:43.35
大濱 逞真(1年・大東文化大) 13:43.50
吉中 祐太(3年・中央大) 13:44.09
石丸 惇那(3年・創価大) 13:45.04
上原 琉翔(3年・國學院大) 13:45.58
富永 椋太(4年・日本体育大) 13:45.66
本間 颯(2年・中央大) 13:46.43
野田 晶斗(2年・法政大) 13:46.87
後村 光星(2年・國學院大) 13:47.46
小田 恭平(4年・大東文化大) 13:47.79

10名の大学生ランナーが競うこの組。仮想・三大駅伝をにらむ各選手の心理を考えると記録はもちろんだが勝敗にも注目が集まる。

現時点ではエントリーに名を連ねる辻原輝ら1・2年生は、今年のホクレンディスタンスを連戦。タフな戦いを強いられるわけだが、疲労からリカバリーするスキルを取得するに越したことはない。耐えるレースになったとしても大崩れせず、他大のライバルと僅差でフィニッシュできるかかポイントだ。個人的には本間颯の13分30秒台突入に期待したい。

なお、このレースのペースメーカーは兵藤ジュダ(3年・東海大)が務める予定。

■男子 5000mB 18:00

アモス・ベット(2年・東京国際大) 13:16.85
石塚 陽士(4年・早稲田大) 13:33.86
岡田 開成(1年・中央大) 13:34.09
小池 莉希(2年・創価大) 13:34.82
平林 樹(4年・城西大) 13:39.77

1年生ならすでにエースの風格を漂わせる岡田開成。私は中央大学の予選会1位→箱根駅伝優勝の未来図を夢見ている(現実味はゼロじゃない)が、そのキーマンとして2区を担うことが必須だと思っている。

そしてそのためには各大学のエース級が揃うこの組で競り負けないことが大事。全日本大学駅伝の予選は教育実習明けで本調子ではなかった石塚陽士は調子を上げてくるだろうし、小池莉希、平林樹はシンプルに強い。

なお、社会人ランナーでは世代最強の呼び声が高い長嶋幸宝(旭化成)が登場。ペースメーカーはリチャード・エティーリ(2年・東京国際大) が務める予定だ。

■男子 5000mA 18:40

東泉 大河(3年・駿河台大) 13:27.98
伊藤 大志(4年・早稲田大) 13:28.67
山口 智規(3年・早稲田大) 13:30.19
溜池 一太(3年・中央大) 13:31.25
篠原 倖太朗(4年・駒澤大) 13:33.13
斎藤 将也(3年・城西大) 13:33.39

日本選手権にも出場したランナーがひしめき合うハイレベルな組。学生同士に照準を絞ったとき、群を抜く“強さ”を持つ篠原倖太朗に挑むのは、外国人選手についていく積極策で10000m27分台を達成した“速さ”を持つ溜池一太だ。

持ちタイム上位の東泉大河と伊藤大志、三大駅伝で間違いなくエース区間を務めるであろう山口智規、斎藤将也もエースとして負けるわけにはいかないと気持ちを高ぶらせる。

社会人に目を向けると、日の丸をつけて世界と戦った遠藤日向(住友電工)、大迫傑がマークした3000mのホクレンディスタンス記録を破った中野翔太(Honda)、主催者枠での出場となる青木涼真(Honda)、相澤晃(旭化成)と超豪華な顔ぶれが。ホクレンディスタンス・チャレンジの醍醐味が詰まったレースだ。

レース当日のライブ配信

千歳大会もyoutubeでライブ配信されます!

キテタボーイズ@駅伝なう)

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