1月2~3日に行われる一大イベント・第102回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)。
2025年は青山学院大学が圧勝を飾った三大駅伝のフィナーレ。選手のみならず大学駅伝ファンにとっても総決算となるレースで、ひと時も目が離せない戦いとなりそうだ。
この記事では、箱根駅伝2026の区間予想を実施。まずは第101回箱根駅伝を制し3連覇に挑む青山学院大学だ。
箱根駅伝2026区間エントリー予想 青山学院大学編
主要メンバーのハーフマラソン持ちタイム
| 学年 | 選手名(出身高校) | 自己ベスト記録 | 4 | 黒田 朝日(玉野光南) | 1:01:39 | 4 | 塩出 翔太(世羅) | 1:01:54 | 2 | 小河原 陽琉(八千代松陰) | 1:02:14 | 4 | 宇田川瞬矢(東農大三) | 1:02:20 | 2 | 折田 壮太(須磨学園) | 1:02:51 | 4 | 荒巻 朋煕(大牟田) | 1:03:11 | 2 | 飯田 翔大(出水中央) | 1:03:18 |
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ここでは箱根駅伝の区間距離を考慮し、ハーフマラソンの持ちタイムを算出。1時間1分台が2人、2分台が3人と主要メンバーだけで優秀なタイムを叩き出しており、この欄に載せなかった先週も2分台が多数存在する。
青山学院大学の箱根駅伝2026区間エントリー予想
2区……黒田 朝日
3区……折田 壮太
4区……小河原 陽琉
5区……鳥井 健太
6区……佐藤 有一
7区……飯田 翔大
8区……塩出 翔太
9区……宇田川瞬矢
10区……佐藤 愛斗
“学生最強”黒田朝日は2区で堅い
1区は荒巻朋煕と予想。箱根駅伝2024も1区を使われており、当時はS.レマイヤンの乱ペースに合わせたにもかかわらず首位と1分以上離されることはなかった。中央大学がハイペースを刻むであろう今年はハイペース耐性が問われる。
2区は黒田朝日で決まりだろう。箱根駅伝2025はこの区間で1時間5分台の快走。前半抑えて後半上げるという2区の必勝パターンを会得しており、2区以外の選択肢はない。仮に1区で出遅れても、黒田なら1分程度の差であれば逆転可能だ。
3区は折田壮太を。入学時は世代最強の呼び声高かったランナーが宮古サーモンハーフ優勝、MARCH対抗戦で27分台と完全復活。佐藤圭汰や本間颯に対抗しうるスピードを持つのは折田しかいない。
悩ましいのは4区。ここでは小河原陽琉を抜擢したが、飯田翔大と迷った。山へのつなぎ区間だが、他大学が準エース級をぶつけてくるようなら後れを取る可能性がある。
山区間は箱根未経験のふたりを
原晋監督は山の結果が勝敗を分けると言っていたが、ここは鳥井健太が山登り、佐藤有一が山下りと予想。いずれも出走なら初の箱根駅伝となるが、山のスペシャリスト育成ノウハウに長けた青山学院大学なら大崩れはないか。
今年はピクニックランは難しそう
問題はここから、MARCH対抗戦で27分台続出とグングン状態を上げてきているが、青山学院大学が箱根駅伝を制するとき、後半区間はいわゆるピクニックラン状態になることがほとんど。駒澤大学、中央大学、國學院大学は後半区間に準エース級を回せる選手層があり、一筋縄ではいかないと想定する。
カギを握るのは、後半区間と予想する飯田翔大。全日本大学駅伝は6区区間賞と結果を残しており、2年生にして27分台ランナーの仲間入り。個人的に近藤幸太郎のような成長曲線を描いていると思っていて、起爆剤となる走りに期待。
8区には復路のスペシャリスト・塩出翔太が濃厚。9区宇田川瞬矢、10区にはハーフ1時間1分台の佐藤愛斗で逃げ切りを図る。
山のスペシャリスト+太田鶴川と、強い世代が抜けた今年の青山学院大学。出雲駅伝、全日本大学駅伝と優勝を予感させる区間すらなかったように心配は尽きないが、箱根駅伝に向けてきっちり仕上げてきた印象だ。いざ、連覇へ。王者の走りから目が離せない。

