【近畿駅伝2024】800m日本記録保持者・落合晃が登場!箱根駅伝のスター輩出高・洛南勢との争いに注目

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11月24日、近畿地区を勝ち抜いた高校が一堂に会する近畿駅伝2024が行われる。

全国都道府県対抗駅伝に代表されるように、関西の長距離界はハイレベル。卒業後に関東の大学へ進路を選択し、箱根路を走るランナーも多数輩出する地区だけに本大会も先々を見据えたうえで見逃せないものとなりそうだ。

この記事では、近畿駅伝2024にエントリーされている有力選手を紹介する。

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近畿駅伝2024 主なエントリー選手

ナンバー 選手名(所属) 備考
2 落合 晃(3年・滋賀学園) 男子800m日本記録保持者
7 橋本 颯人(3年・洛南) 京都府高校駅伝1区区間賞
7 三宅 悠斗(3年・洛南) 男子5000m京都府高校歴代2位
31 新妻 遼己(2年・西脇工) 兵庫高校駅伝1区区間賞
31 新妻 昂己(2年・西脇工) 兵庫高校駅伝6区区間賞
32 森貞 翔太(1年・須磨学園) 兵庫高校駅伝6区区間2位

驚きを隠せない「落合晃」のエントリー

「落合晃」この名前がエントリーに名を連ねたとき、私は驚いた。

久保凛と双璧をなす、日本陸上界の宝。高校生ながらふたり揃って800mの日本記録を更新と、その目線はすでに世界へと向いている。田中希実が都道府県対抗女子駅伝に出場することもあったが、田中は5000mまでが守備範囲。駅伝出場に障壁はない。

だが落合は違う。800mはギリギリ有酸素の領域で、ロードで行われることもない。言うなれば、ウサイン・ボルトが800m走に出場するようなものだ。

落合の進路は未定だが、トラックとロードを両立する姿を見てみたい駅伝ファン心理もある。箱根は無理でも出雲駅伝、全日本大学駅伝なら……そんな期待を抱きたくなる規格外の怪物だ。

駅伝の主・洛南勢も逸材揃い

高校長距離界の雄・洛南高校も好メンバーが揃った。チームのエース格である井上朋哉こそエントリーされなかったが、三宅悠斗は男子5000m京都府高校歴代2位の記録を持つ。ロード型の橋本颯人も含め、外さない安定感では一歩リードといったところか。

佐藤圭汰、溜池一太、柴田大地、岡田開成と現大学生に有力ランナーがズラリと並ぶ洛南高校。大学入学後の伸びしろは凄まじく、トラックでのスピードに長けた育成プランがマッチしている印象だ。はたしてどのような進路選択をするのか……楽しみは尽きない。

現高校2年生世代は逸材の宝庫

進路で言えば、まだ気は早いが現高校2年生世代は逸材の宝庫。5000m13分30秒台の増子陽太(学法石川)が世代最速に君臨するが、新妻遼己(2年・西脇工)も負けていない。すでに県内では敵なしの状態。5000m13分台はすでにクリアしており、仮に今後、落合との対決が実現すればがぜん注目は集まる。

キテタボーイズ

学生長距離界の“今”がわかる!陸上観戦歴23年の運営者・キテタボーイズが大学駅伝や記録会、高校生の進路情報を中心により陸上を楽しめるコンテンツをお届けします。

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