【クイーンズ駅伝2024】“前髪番長”山本有真らタレント揃いの積水化学が連覇に挑む　区間エントリー・予想・結果リザルトなど

11月24日（日）12:15に号砲を迎える第44回クイーンズ駅伝2024。

日本三景・松島を出発点とし、フィニッシュは杜の都・仙台。6区間合計42.195kmを1本の襷でつなぐ、女子駅伝実業団日本一を決めるビッグイベントだ。

この記事では、クイーンズ駅伝2024のエントリー・コース・日程・出場チーム・区間・スタート時間などを紹介。前年度覇者・積水化学をはじめとした優勝候補予想も行っていく。

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クイーンズ駅伝2024 エントリー・コース・日程・出場校・放送予定などを紹介

コース・区間紹介

宮城を代表する観光名所を横目に駆け抜ける1区。チームに勢いをもたらすスターター区間で、昨年はパリ五輪女子10000mの日本代表・五島莉乃が区間賞を獲得。廣中璃梨佳、一山麻緒といったオリンピアンもこの区間の経験がある。

フラットな区間かつ距離も短く、6区間のなかでつなぎの場所として捉えられる区間。選手層の厚いチームはここに主力を投入することができ、山本有真を投入し優勝への足掛かりとした積水化学が良い例だ。

最長区間ゆえ、チームのエース級が激突する区間。2022年は新谷仁美と廣中璃梨佳、日本の女子中長距離界を代表するふたりが5分30秒もの間デッドヒートを繰り広げた。前半戦の勝負の行方を決する最重要区間だ。

6区間中最短の3.6kmのここは外国人ランナーが走るインターナショナル区間。クイーンズ駅伝2023はアグネス・ムカリが区間新記録を打ち立てた。

2番手に長い区間かつ、ランナーを苦しめる高低差のあるコース設定。距離以上のスタミナが要求される区間で、前田穂南や鈴木亜由子といったマラソン日本代表の選手が起用されるケースが目立つ。

勝負を決するアンカー区間。5区ほどの強烈なアップダウンはないものの、チームでつないだ襷を締めくくるプレッシャーとの戦いは計り知れない。最初に栄光のゴールテープを切るのははたしてどのチームか。

出場チーム

第44回クイーンズ駅伝2024の出場チームは以下の通り。

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区間エントリー

#クイーンズ駅伝
最終確定のオーダーが発表されました🔥
レースは12時15分スタート✨ pic.twitter.com/pm496pQaXe

— 月陸Online／月刊陸上競技 (@Getsuriku) November 24, 2024

レース展望

日本有数のトップランナーを揃える積水化学が今年も不動の本命。大黒柱の新谷仁美をはじめ山本有真、佐藤早也伽、森智香子とタレント揃いだ。パリ五輪にも出場した山本有真は昨年同様2区での出陣が濃厚。「前髪番長」の二つ名を持つランナーだが、その実力は紛れもなく本物だ。

【クイーンズ駅伝】積水化学・山本有真「駅伝にはいいイメージしかない」連覇へ向け“前髪を整える” https://t.co/tPVUNZyBdB

— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) November 18, 2024

森智香子は今年7月の『On Track Nights』の1500mで自己ベストを4秒以上更新する4分10秒33（日本歴代9位）を記録。他のチームがつなぎ区間とするスピード区間で一気に後続との差を広げるのが今年のミッションか。いずれにせよ、どの区間にも隙らしい隙が見当たらない。

対抗の筆頭は昨年2位のJP日本郵政グループ。大エース・廣中璃梨佳はもちろんだが、カリバ・カロラインの存在がチームに与える影響は計り知れない。インターハイでは2、3年時に1500mと3000mで二冠達成。留学生でありながら神村学園の主将を務めたようにチームを引っ張る意識を持ったランナーだ。ふたりの大砲がリベンジに燃える。

パリ五輪に出場した高島由香、五島莉乃、一山麻緒の三本柱を擁する資生堂も侮れない。酷暑のオリンピックの疲労は気になるところだが、真っすぐな目で捉えれば1チームから3人のオリンピアンが出ることがまず凄い。つなぎ区間をうまく乗り切ることがカギとなりそうだ。

スタート時間・中継

2024年11月24日（日）11:50～TBS系列で生中継

結果リザルト

※レース後に記載します。