11月23日(土)に行われるMARCH対抗戦2024。
明治・青山学院・立教・中央・法政の頭文字のアルファベットをとって「マーチ」と読むが、MARCH対抗戦は派手なライトアップと優勝チームに贈られる30万円の賞金、各大学や個人に奨学金が授与されることから他の陸上競技会とは一線を画す大会だ。
この記事では、MARCH対抗戦2024に出場する各大学のエントリー・スタートリストを掲載する。
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■MARCH対抗戦2024 主なエントリー
■男子10000m 1組 16:00
ゼッケン | 選手名(所属) | 持ちタイム | A238 | 福冨 翔(1年・青山学院大) | - | A241 | 若林 良樹(1年・青山学院大) | - | C414 | 山崎 草太(2年・中央大) | 29:46.48 |
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次代のスタメン候補となるフレッシュな顔ぶれが揃った組。兄に「若の神」こと若林宏樹を持つ若林良樹、先日行われた丹後大学駅伝でデビューをはたすと、区間1位を上回るタイムで駆け抜けた福富翔も出場するようなら楽しみな存在だ。
■男子10000m 2組 17:15
ゼッケン | 選手名(所属) | 持ちタイム | H509 | 矢原 倖瑛(3年・法政大) | 28:54.60 | A219 | ⿃井 健太(2年・青山学院大) | 28:33.64 | C401 | 阿部 陽樹(4年・中央大) | 28:26.58 |
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ここは箱根駅伝に向けて調子を上げていきたい経験者が並ぶ。鳥井健太は1年生にして出雲駅伝出場を果たし、世田谷ハーフマラソン2023を制したがその後はレースから遠ざかっている。5000m・10000m・ハーフマラソンといずれも優秀な持ちタイムがあり、ここで28分台半ばを出せるようなら第101回箱根駅伝への出場が現実味を帯びる。
中央大学からは阿部陽樹がエントリー。1年時から山登りの5区を走るなど主力として活躍。第100回箱根駅伝以降は本来の走りから遠ざかっているものの、阿部の復調がチームの浮沈のカギとなるはずだ。
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■男子10000m 3組 17:55
ゼッケン | 選手名(所属) | 持ちタイム | H501 | 野⽥ 晶⽃(2年・法政大) | 28:56.53 | A207 | 荒巻 朋煕(3年・青山学院大) | 28:32.48 | A228 | 飯⽥ 翔⼤(1年・青山学院大) | - | A233 | ⿊⽥ 然(1年・青山学院大) | - | A232 | 折⽥ 壮太(1年・青山学院大) | - | C408 | 吉中 祐太(3年・中央大) | 28:55.93 | C405 | 溜池 ⼀太(3年・中央大) | 27:52.38 |
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なんといっても注目は溜池⼀太。10000m27分台の持ちタイムは断然抜けており、本来なら4組を走るランナーだが故障明け2戦目の仕上り途上を加味したうえで3組のエントリーとなったのだろう。その一方で、青山学院大の折⽥壮太、飯⽥翔⼤、⿊⽥然といったルーキーズには未知のスピードを戴冠できる絶好の機会。対抗戦と言えども、それぞれが引っ張り合うことで好タイムは生まれる。その好循環が叶うレースに期待したい。
■男子10000m 4組 18:35
ゼッケン | 選手名(所属) | 持ちタイム | C407 | 吉居 駿恭(3年・中央大) | 28:06.27 | C413 | 本間 颯(2年・中央大) | 28:33.76 | C417 | 岡⽥ 開成(1年・中央大) | 28:38.30 | C412 | 藤⽥ ⼤智(2年・中央大) | 28:39.90 | C419 | 佐藤 ⼤介(1年・中央大) | 28:53.06 | C423 | 並川 颯太(1年・中央大) | 28:34.36 | M110 | 森下 翔太(3年・明治大) | 28:24.84 | R307 | ⾺場 賢⼈(3年・立教大) | 28:46.47 | A201 | 太⽥ 蒼⽣(4年・青山学院大) | 28:20.63 | A203 | ⽩⽯ 光星(4年・青山学院大) | 28:23.99 | A204 | ⽥中 悠登(4年・青山学院大) | 28:35.60 | A205 | 鶴川 正也(4年・青山学院大) | 29:30.48 | A206 | 若林 宏樹(4年・青山学院大) | 28:25.71 | A209 | 宇⽥川 瞬⽮(4年・青山学院大) | 28:43.70 | A212 | ⿊⽥ 朝⽇(3年・青山学院大) | 27:52.02 | A213 | 塩出 翔太(3年・青山学院大) | 29:20.91 | A227 | 安島 莉玖(1年・青山学院大) | - | A231 | ⼩河原 陽琉(1年・青山学院大) | - | A235 | 佐藤 愛⽃(1年・青山学院大) | - |
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大学陸上界のオールスター級がズラリと並んだ4組。各大学のエースが登場し、大会のフィナーレを飾るにふさわしい激戦が繰り広げるだろう。
大本命は鶴川正也。今シーズンは日本選手権5000mで4位入賞をはたすと、勢いそのままに出雲駅伝、全日本大学駅伝と立て続けに区間賞を獲得。創価大学の吉田響とのデッドヒートは大学駅伝史に残る名勝負だった。
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同じ青山学院大学勢では黒田朝日と太田蒼生。大学史上初の10000m27分台ランナーとなった黒田はトラックのスピードもあるマルチランナー。どの程度の本気度で臨むかという部分もあるが、仮に全力投球なら27分台は堅いか。28分台半ばに徹する場合、1年生を引っ張る役割を担うことになりそう。
スピードなら岡田開成も負けていない。トラックでは3000mの中大記録を更新し、箱根駅伝予選会でもフリーの役割でチーム内2位。1年生にして早くも主力の風格を漂わせている。得意のトラックで迎える今回、28分台前半はおろかコンディション次第で27分台すら視野に入る。それは吉居駿恭にも言えることだ。
■MARCH対抗戦2024 速報
当日可能な限りX(ツイッター)でつぶやきます!⇒キテタボーイズ@駅伝なう
■MARCH対抗戦2024 結果リザルト
※レース後に記載します。
■MARCH対抗戦2024 日程・ライブ配信
・11月23日(土)15:30~17:00まで中継予定(Team KIZUNAのYouTube LIVE)
・11月23日(土)16:40~21:00まで中継予定(ABEMA TV)