11月10日に開催を迎える第19回世田谷246ハーフマラソン。
スタート・フィニッシュ地点は駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場。国道246号線に多摩川沿い、目黒通りをはじめとした都内の主要箇所を一気に駆け抜けるレースだ。近年は箱根駅伝の当落線上にいる青山学院大学勢や駒澤大学、創価大学のランナーたちがエントリーリストに名を連ねており、さながら箱根駅伝のステップレースの様相を呈している。
この記事では、世田谷ハーフ2024のエントリー・コース・コース・結果リザルトなどを掲載する。
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世田谷ハーフ2024 エントリー・コース・結果リザルト
コース紹介
※引用:https://www.se-sports.or.jp/wp-content/themes/stg/asset/img/event/246/2024/246-course.png
主なエントリーリスト
大学名 | 選手名(出身高校) | ハーフ持ちタイム | 青山学院大 | 田中 悠登(敦賀気比) | 1:02:33 | 青山学院大 | 鳥井 健太(大阪清風) | 1:02:35 | 青山学院大 | 皆渡 星七(関大北陽) | 1:03:30 | 青山学院大 | 平松 享祐(中部大一) | 1:03:30 | 青山学院大 | 安島 莉玖(大垣日大) | - | 青山学院大 | 折田 壮太(須磨学園) | - | 駒澤大 | 吉本 真啓(世羅) | 1:02:56 | 駒澤大 | 安原 海晴(滋賀学園) | 1:03:04 | 駒澤大 | 森重 清龍(高川学園) | 1:03:14 | 駒澤大 | 小松 聖(秋田工業) | 1:03:33 | 駒澤大 | 村上 響(世羅) | 1:03:42 | 創価大 | 野沢 悠真(利府) | 1:01:46 | 創価大 | 吉田 凌(学法石川) | 1:01:58 | 創価大 | 小暮 栄輝(樹徳) | 1:02:18 | 創価大 | 石丸 惇那(出水中央) | 1:02:31 | 創価大 | 川上 翔太(市立船橋) | 1:03:32 | 創価大 | 織橋 巧(中京) | 1:03:34 |
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まず前提として、1週間前の全日本大学駅伝に出場したランナーはほぼ出場しない、仮に出場したとしてもゆったりとした設定タイムで“流す”のが通例。箱根駅伝出場の当落線上にいる、全日本大学駅伝に出なかった選手が上位を競うこととなる。
上位予想
昨年は青山学院大学勢が1~3位を独占。当時2位だった塩出翔太は第100回箱根駅伝の8区区間賞と、このレースをきっかけに本番への出場権を手にした。その他、毎年7位以内に入る選手を輩出する駒澤大学、創価大学勢も正月の大勝負に向けてアピールしたいところだ。
優勝候補の筆頭は昨年の覇者・青山学院大学の鳥井健太(2年)。三大駅伝は1年時に出場した出雲駅伝にとどまっているが、ハーフマラソンの持ちタイム1時間2分35秒は立派。國學院大学と互角に戦う上で欠かせない中間層強化のキーマンとなりうる存在と言える。
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駒澤大学勢からは吉本真啓(4年)に注目。吉本は過去2大会もエントリーをはたしたが、それぞれ3位、5位と苦杯をなめる結果に。篠原倖太朗以外の4年生が心もとない世代だけに、吉本の台頭は箱根駅伝の王座奪還のカギを握るだろう。
3強崩しを目論む創価大学は川上翔太(2年)、織橋巧(2年)の2年生コンビがエントリー。ともに三大駅伝での区間上位歴があるランナーで、出場するようなら表彰台争いに食い込む走りに期待がかかる。
スタート時間・中継・配信
2024年11月10日(日)8:30~10:40(TV・ネット配信予定はなし)
世田谷ハーフ2024の結果リザルト
1位 安島莉玖(1年・青山学院大)1時間2分55秒
2位 平松享祐(2年・青山学院大)1時間2分57秒
3位 中村海斗(2年・青山学院大)1時間2分58秒
4位 佐藤愛斗(1年・青山学院大)1時間3分7秒
5位 本間 創(2年・青山学院大)1時間3分11秒